福山シティFCジュニアチームのコーチ(37)を現行犯逮捕 酒気帯び運転の疑い 追突事故で発覚か クラブは「痛切の極み」とコメント

広島県福山市にある社会人サッカークラブのジュニアチームのコーチの男が12日、酒気帯び運転の疑いで警察に現行犯逮捕されました。

逮捕されたのは、福山市に住む自称・自営業で、社会人サッカー「福山シティフットボールクラブ」でジュニアチームのコーチを担当している男(37)です。

警察によりますと、男は12日午前1時ごろ福山市胡町の市道で、酒気を帯びて乗用車を運転した疑いが持たれています。調べに対して男は「お酒を飲んで運転したことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

男の車が信号で停車中の乗用車に追突する事故を起こしたため、警察が調べたところ、男の呼気から1リットル当たり0・55ミリグラムのアルコールが検出されたということです。追突された車に乗っていた人と男にけがはありませんでした。

福山シティフットボールクラブでは「子どもたちの未来を託されている私たちとしましても、このような事態が起きましたことは痛切の極みであります。また、常日頃より支えていただいている皆様の信頼を裏切る形となってしまったこと、心よりお詫び申し上げます。今後はアカデミースタッフ並びに全スタッフ・選手の規範意識の涵養に努め、子どもたちの未来を託されていることの自覚と責任を持って、職責を全うできるよう、クラブ一丸となって改善に努めてまいります」とコメントしています。

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