藤井聡太八冠(21)に「内閣総理大臣顕彰」 将棋界では1996年の羽生善治九段に続く2人目の受賞 小樽の竜王戦では八冠達成後初のタイトル防衛

10月、前人未踏のタイトル全冠制覇を果たした藤井八冠に「内閣総理大臣顕彰」が岸田総理から授与されました。
将棋界では1996年に羽生善治九段に続く、2人目の受賞となりました。

ことし10月の王座戦5番勝負を制して、前人未踏のタイトル全冠制覇を果たした藤井八冠。

11日、北海道小樽市で行われた竜王戦第4局でも勝利して、タイトル3連覇。八冠達成後、初のタイトル防衛となりました。

(藤井聡太八冠)
「一夜明けて改めて防衛の喜びを感じている(一方で)適切な判断ができなかったところもあって今後課題として取り組まないといけない」

タイトル戦では一度も敗退せず現在19連覇中、大山康晴十五世名人の記録に並んでいます。

そして、13日には将棋界で初めて八冠を制覇し、快進撃を続ける藤井八冠に「内閣総理大臣顕彰」が授与されました。

「内閣総理大臣顕彰」は、国家や社会に貢献し顕著な功績があった個人や団体が対象となっており、これまでに35人の個人と16個の団体に贈られています。

将棋界では、1996年に当時の全七冠を達成した羽生善治九段に続く2人目の受賞となりました。

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