東京地方で「木枯らし1号」 3年ぶりの発表

 きょう13日(月)午後、東京地方で木枯らし1号が吹いたと発表された。東京地方の「木枯らし1号」は令和2年(2020)以来3年ぶりとなる。

 日本付近は冬型の気圧配置となっていて、東京地方は季節風が強まっている。東京都心は午後2時5分、最大瞬間風速14.5メートル(北西)を観測した。

木枯らし1号とは

 木枯らし1号の発表があるのは、東京地方と近畿地方のみ。東京地方の木枯らし1号は10月半ばから11月末の間、また近畿地方の木枯らし1号は二十四節気の霜降(10月23日ごろ)~冬至(12月21日ごろ)に、西高東低の冬型の気圧配置となり、最大風速8メートル以上の北よりの風、という条件を概ね満たした最初の日に発表される。

東京地方における定義

期間  :10月半ば~11月末まで
気圧配置:西高東低の冬型で季節風が吹くこと
風向  :西北西~北
風速  :おおむね風力5(最大風速8メートル)以上

© 株式会社ウェザーマップ