札幌の人気パン名店“ハード系”“とろとろクリーム”ロープウェイ入口で人気の店

北海道は札幌市・藻岩山の山麓にある、市電「ロープウェイ入口駅」

紅葉シーズンには多くの観光客で賑わうこちらには、人気のパン屋さんがたくさんあるんです。

今回は、ロープウェイ入口駅周辺で話題のパン屋さんを紹介します。

ハード系パンが人気「ブーランジェリー アンジュ」

「ブーランジェリー アンジュ」は、ハード系のパンがとくに人気のお店です。

営業中も時間差で次々とパンを焼き上げており、予約しないとすぐになくなってしまうパンも多いのだとか。

店長の飛田さんは、もともと九州で林業機械の営業をされていたのだそう。

営業先のお客様に陶芸の窯でパンを焼いている方がおり、飛田さんもパンの世界に興味を持ったのだとか。

福岡の有名パン店に弟子入りしたのち、本場フランスで修業を積まれたそうですよ。

こちらの「バゲット」は、フランスで修業した技術を用いて編み出したパンなのだそう。

もっちりとした食感で、噛むごとに小麦の味が広がります。

塩と水と天然酵母で、なるべく本場のレシピに忠実に作っているのだとか。

こちらは一番人気の商品、クロワッサンです。

羽衣のように軽い食感が特徴的で、もちもちの生地も人気の理由のひとつ。

クロワッサンはあえて折り込む回数を少なくして、軽い口当たりで何度も食べたくなる食感になるよう工夫されています。

店長さんが「ぜひ食べてほしい!」と推しているパンが、こちらの「ヌス・ボーゲン」

パン職人になり、初めて教わった思い出のパンなのだそうです。

見慣れない形ですが、こちらは馬のひづめをかたどったパンなのだとか。

中はクロワッサン生地で、ヘーゼルナッツのクリームも入っています。

生地とクリームの相性が抜群であり、高級感のある味わいが特徴的です。

クロワッサン生地に切れ込みを入れることで、よりサクサクとした食感に。

仕上げには表面にアーモンドクリームを乗せており、さらに食感と香りが増しています。

まずは上下から熱をかけられるパン用のオーブンで、生地を膨らませながら焼き上げています。

続いて熱が滞留するコンベクションオーブンに入れ替え、中までじっくりと火を入れているそうですよ。

本場で学んだ本格的な味わいのパン、ぜひ味わってみてくださいね。

ブーランジェリー アンジュ

住所:札幌市中央区南19条西14丁目2ー7

ふわふわパンが大人気「子どもも大好き」

「ベーカリー ハリー」は、人気雑貨店であるBlue Tulip内にある人気店。

開店からずっと客足が途絶えず、予約しないと早々になくなってしまうパンもあるんです。

こちらは可愛らしい見た目の「あんバターどーなつ」

十勝産の小豆を使った自家製のあんを、しっとりふわふわの生地で挟み込んでいます。

あんバターどーなつの生地は、通常よりも水分量が多い高加水生地が特徴的です。

水分量を多めにすると、よりしっとりした生地に仕上がるのだそう。

揚げてあるのに重くないため、ついつい手が止まらなくなります。

こちらは「本日のクリームパン」、メロンパンの生地を使用している点が特徴です。

柔らかく甘みがあるため、お子さまにも大人気のパンです。

道産小麦を使用したブリオッシュ生地は、ふわふわの食感がたまりません。

米粉を使ったカスタードクリームはなめらかで、あっさりとしているため食べやすいんです。

日替わりで異なる種類のメロンパンを展開しているため、つい通いたくなってしまいますね。

何個でも食べられそうな、軽い口当たりも魅力です。

こちらがベーカリー ハリーで最も"推し"のパン、「くるみの雫」です。

生地にはたっぷりのくるみが贅沢に練りこまれています。

高加水生地のなかでもとくに水分量が多い「雫シリーズ」は、お店の中でも人気の高い商品なのだとか。

外はカリカリ、中はもちもちで、とろけるような口触りの生地なんです。

雫シリーズは水分を残しつつカリッと焼き上げているため、中がもちもちの食感になるのだそう。

生地は低温で一晩熟成させることでより食感が増し、小麦も味もグッと濃くなるんです。

くるみがたっぷりと入っているため、より香ばしさを感じられる点もうれしいポイントです。

雫シリーズは、季節によって異なる食材と組み合わせた商品を販売しています。

老若男女問わず楽しめるパン、ぜひ味わってみてくださいね。

ベーカリー ハリー

住所:札幌市中央区南19条西16丁目7-10

*みんテレ10月26日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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