税金滞納の神田財務副大臣辞任で地元有権者は議員辞職を求める

テレビ愛知

過去の税金滞納を認めた神田憲次財務副大臣が13日辞表を提出し、辞任が決まりました。

神田憲次財務副大臣:
「私のこの問題が大事な大事な国会にご迷惑をおかけすることを避けたい。皆さんには大変ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」

11月9日、自身が代表取締役を務める会社が保有する土地と建物の固定資産税を滞納し、4回にわたって差し押さえを受けていたことを国会で明らかにし、陳謝しました。野党からは辞任を求める声が相次ぎ、党内からも国会審議への影響を心配する声が上がる中、神田議員は13日辞表を提出。政府は13日午後に持ち回り閣議を開き、正式に辞任が決定しました。13日午後2時ごろ、中区にある神田議員の税理士事務所には、人影はありません。同じビルに事務所を構え、神田議員が代表を務める会社の取締役でもある男性税理士は、「差し押さえされていたことは知らなかったが、本人が以前『住民税を支払っていないこともある』と言っていたり、オフィスの設備会社への支払いの滞納など聞いたりしたことがある。滞納は常習的だったのでは」と話しました。

地元の有権者:
「税金を払ってないことしらないことないでしょ だいたい議員をやめないかんわね」

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