広島市長 パールハーバー姉妹公園協定 G7広島サミット中の締結を自身の判断で「見送った」

広島市の松井市長は、平和公園とパールハーバー国立記念公園の姉妹協定について、アメリカ側から打診があったG7広島サミット中の締結を自らの判断で「見送った」と述べました。

松井市長

「(リチャード)総領事が一生懸命やっていただいた具体的な連絡があれば判断しようと」

市民団体による情報公開請求を受け、広島市が開示した文書によると、アメリカ側は4月、5月に開催するG7広島サミット中の締結を広島市に打診し、調印場所にはセキュリティが確保されている原爆資料館が検討されていたことが分かりました。

松井市長は13日の会見で、アメリカ側からサミット期間中の具体的な日時の連絡がなかったため見送ったと述べました。

また、検討された原爆資料館での調印については、場所までは思いが至っていなかったと述べました。

【2023年11月13日放送】

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