全日空が期末1カ月分支給 一時金、年5カ月分に増加

 全日本空輸が2023年度の期末一時金として、毎月の基本給の1カ月分を従業員に支払う方針を労働組合に伝えたことが13日、分かった。夏と冬の一時金は計4カ月分で、業績に連動して支払う期末分と合わせ年間で5カ月分となる。22年度は4カ月分だった。23年度の利益目標達成を前提に、業績回復の成果を従業員に還元する。

 親会社のANAホールディングスは、24年3月期の連結営業利益を前期比16.6%増の1400億円と見込む。先月には、期末に5年ぶりとなる配当を実施する方針も示していた。

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