エンポリ戦で敗戦のナポリ、リュディ・ガルシア監督を解任へ 後任はトゥドール氏か

写真:解任が間近とされるリュディ・ガルシア監督

今シーズン、ナポリの監督に就任したリュディ・ガルシア監督が解任に近づいているようだ。

イタリア『La Gazzetta dello Sport』電子版によると、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長がリュディ・ガルシアの解任を決断したとされ、後任候補であるイゴール・トゥドール氏と交渉を開始したという。

昨シーズンに圧倒的な強さでスクデットを獲得したルチアーノ・スパレッティ監督に代わり、ナポリの監督に就任したリュディ・ガルシア監督。昨シーズンほどの戦いを見せることができず、直近のリーグ戦5試合で2勝1分け2敗と調子が上向かなかった。11月12日に行われたセリエA第12節エンポリ戦では、終了間際の失点で0-1と敗戦している。

シーズン開幕当初から解任の声が上がっていたが、とうとうデ・ラウレンティス会長の堪忍袋の緒が切れたようだ。

後任の第一候補は、昨シーズンまでマルセイユの監督を務めていたクロアチア人のトゥドゥール氏が有力だという。トゥドール氏は母国のハイドゥク・スプリトでトップチームデビューし、ユヴェントスやシエナでプレーした経験がある。引退後は指導者に転身し、ウディネーゼやエラス・ヴェローナなどの監督を歴任している。ナポリがエンポリに敗れたことを受けて交渉が再開されたという。

他にも後任候補として、ファビオ・カンナヴァーロ氏やワルテル・マッツァーリ氏の名前が挙がっている。

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