小山・大谷市民交流センター 愛称「あいとぴあ」に 来年5月開所予定

小山市役所

 【小山】市は13日、大谷地区の横倉に来年5月上旬開所予定の大谷市民交流センター(仮称)の愛称が「あいとぴあ」に決まったと発表した。

 愛称は7~8月に市が募集し、173件の応募があった。「あいとぴあ」を応募したのは市内在住の80代男性で、「市民のふれあい」と「夢の理想郷・ユートピア」の二つの意味が込められているという。

 10月に地元団体の代表者らを委員とした愛称選定委員会を開催し、決定した。愛称を応募した男性は開所式の際に表彰され、小山ブランド認定品が贈られる。

 同センターは大谷出張所・公民館が開所から40年以上経過して老朽化していたことなどから、市が整備を進めている。建物は鉄骨平屋で延べ床面積は約2千平方メートル。行政機能や福祉交流機能のほか、災害時の避難場所としての機能などを備えている。

 市民交流センターとしては間々田(愛称・しらさぎ館)、小山城南(同・ゆめまち)、桑(同・マルベリー館)に続き4カ所目となる。市市民生活安心課は「これまでの3センターと同様、多くの方から愛され、親しまれる施設になってほしい」としている。

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