「あみたん娘」と交流 松原秀典展にコスプレイヤー

セシル役の寿々さんと記念撮影を楽しむファン=高岡市立博物館

 富山新聞アニメEXPO(エキスポ)のメイン行事「松原秀典展」(富山新聞社主催)が開かれている高岡市立博物館に12日、松原さんがキャラクターデザインした市観光大使「あみたん娘」のコスプレイヤーが登場し、来場者と親睦を深めた。

 あみたん娘元公式コスプレイヤーの蝶良寿々(てふらすず)さん(通称すずさん)がセシル役として訪れ、ファンは寿々さんと記念撮影するなどして交流した。

 2016年にあみたん娘のコンサートがあって以来、7年ぶりに高岡に訪れた団体職員、貞徳哲也さん(47)=広島県東広島市=は、「松原さんのデザインはきらびやかで、全てが神がかっている」とあみたん娘の魅力を熱弁した。

 ●「この世界の片隅に」公開から7周年

 11月12日は、松原さんが作画監督とキャラクターデザインを手掛けた劇場アニメ「この世界の片隅に」が2016年に公開されてから7周年の記念日となった。

 第2次世界大戦中、軍港の街・広島県呉市に嫁いだ主人公「すずさん」の姿が感動を呼んだ作品で、松原さんは交流サイト(SNS)のX(旧ツイッター)で記念日を紹介。個展のために描き下ろした、すずさんが高岡大仏を見物に訪れた場面などを投稿した。

 松原秀典展は来年1月8日までの午前9時から午後5時で、月曜(祝日除く)と年末年始は休館。一般千円、中高生500円、小学生以下無料。

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