古橋亨梧が失神した悪質プレー退場にならず…「レッドカードではない」と元セルティックDFや元プレミア審判が判定を擁護

12日のアバディーン戦で試合中に失神したセルティックFW古橋亨梧。

相手DFスロボダン・ルベジッチから後頭部に頭突きを浴びると意識を失った(動画5分42秒から)。

激しい頭部接触によって倒れた古橋だが、幸いにも意識を取り戻した。本人によれば、失神後の記憶がないというものの、病院では問題なしと診断されたとのこと。

ルベジッチは古橋へのプレーでイエローカードを提示されたが、セルティックファンたちは退場にすべきだったと憤慨している。

ただ、元セルティックDFマーク・ウィルソンやプレミアリーグの元審判員ダーモット・ギャラガー氏は、妥当な判定だったと考えているようだ。彼らは『Sky Sports』でこう話していたそう。

マーク・ウィルソン

「判定がとても難しいものだった。キョウゴにはすぐ良くなって欲しいし、本当に汚いプレーだった。

ただ、ルベジッチは何が何でもあのボールに行くつもりだった。彼の目がボールに釘づけになっていることが分かる。キョウゴもね。

両選手が一緒に行ってしまった不運な状況だが、ファンたちがレッドにすべきだと騒いでいるのは2人の速度のせいだと思う。(審判団は)正しい判定をしたと思う」

ダーモット・ギャラガー

「レッドカードだとは全く思わない。頭部接触でキョウゴが交代になったのは残念だ。

(映像だとより悪く)見えるが、レッドカードだとは思わない」

汚いプレーだったとしつつ、実際にはレッドカードには該当しないと見ているようだ。

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古橋は日本代表には合流せずに現地に残って回復に努めるとされている。

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