冬の足音、一気に 盛岡で初雪を観測

早朝から降り続き、草むらなどを白く染めた雪=13日午前11時48分、西和賀町巣郷

 盛岡地方気象台は13日、盛岡で初雪を観測したと発表した。平年より4日遅く、昨年より3日早い。上空に強い寒気が流れ込み、内陸の山沿いを中心に雨や雪となった。

 盛岡の初雪は同日午前7時40分ごろに観測された。西和賀・沢内は早朝に最低気温が氷点下1.4度(平年比なし)まで下がり、西和賀町巣郷では同7時半ごろから雪が降り始めた。

 同気象台によると、14日の県内は昼前まで曇りで雨や雪となる所もあるが、冬型の気圧配置が緩むため次第に晴れる見込み。

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