【福井県越前町で佐々木菜緒】ホッケーの第24回全日本中学生都道府県対抗11人制選手権最終日は12日、福井県の越前町営朝日総合運動場などで行われ、2連覇を目指した本県選抜の男子は準決勝で富山に1-2で敗れ、3位だった。
岩手県は岩手町勢中心の岩手U15HCのメンバーで臨み、準々決勝は岡山を3-0で下した。準決勝は後半14分、FB花沢宙(ひらい)(沼宮内3年)がペナルティーストローク(PS)で今大会自身3点目となる同点ゴールを決めたが、2分後に勝ち越しを許した。
男子の本県選抜はパスをつなぎ、前線からプレスをかけるプレースタイルを貫いた。2連覇はならなかったが、久保大樹監督(沼宮内中教)は「運動量を落とさず、力を出し切ってくれた。岩手らしいホッケーだった」と選手をたたえた。