熱闘高校スポーツ サッカー・ラグビー・バスケ 全国大会東京代表決定戦

今週も、高校全国大会の東京代表を決める熱戦の模様をお伝えします。サッカー・ラグビー・バスケットボールと3競技続けてご覧ください。

まずは、11月11日のサッカー。Aブロック決勝まで勝ち上がった国分寺市の早稲田実業、優勝すれば初の全国大会出場となります。試合が動いたのは、開始わずか1分でした。早実の1年生、竹内。スーパー1年生の2試合連続、大会通算4点目でいきなり先制すると27分には、西山キャプテンの「自分の代でなんとしても全国大会へ」という思いで振った左足がゴールネットを揺らします。2点のリードを最後まで守り切り、悲願の初優勝を達成した早稲田実業サッカー部、新たな歴史を全国大会の舞台で刻みます。

西山主将:「OBの人たちへの感謝が、真っ先に頭に浮かんできて。(全国大会も)この東京大会のように1戦1戦、集中して一歩ずつ勝ち上がっていけたら」

Bブロック決勝は、中野区・堀越が試合終了間際に高谷の今大会初ゴールで同点に。このまま延長でも決着がつかず、全国大会の切符の行方はPK勝負にもつれこみます。堀越が3対2とリードし、迎えた修徳の5人目…最後に勝利の女神が微笑んだのは、堀越でした。土壇場からの大逆転勝利で、2年ぶり5回目の全国大会出場決定です。

同点ゴールの高谷選手:「最後まで諦めないで戦えた結果なのかなと。全国大会でも得点したいと思います」

続いては、ラグビー。11月12日に行われた第1地区の決勝は、早稲田実業がモールで世田谷区の成城学園を圧倒。3大会ぶり8度目の花園を決めました。早実は、サッカーに続きラグビーも全国大会出場となりました。

多田主将:「(選手たちには)練習してきた事を60分間で出し切ろうという話をしました。花園で年越しできるよう頑張りたいと思います」

第2地区決勝、目黒学院はトンガからの留学生が躍動します。わずか3点差の大接戦で国学院久我山を破った目黒学院が、4大会連続22度目の花園決定です。

11月12日に行われたバスケットボール・ウインターカップ女子の決勝リーグ最終日は、第3クオーターに勝ち越した北区の東京成徳大高が優勝し、準優勝の三鷹市・明星学園とともに 東京代表となりました。男子も、優勝した八王子学園八王子と準優勝の北区・成立学園が全国大会に出場します。

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