韓国で倒れた苫小牧市長意識回復 医師の現地派遣検討

北海道苫小牧市の岩倉博文市長

 北海道苫小牧市は14日、出張先の韓国・仁川国際空港で7日に意識を失って倒れた岩倉博文市長(73)の意識が回復し、意思疎通ができるようになったと明らかにした。集中治療室(ICU)で処置を受けているが、状態は徐々に安定してきているという。市は市長の帰国に向け、医師を現地に派遣することを検討している。

 岩倉市長は韓国で苫小牧港のPRをするため、7日に空港に到着したが、入国審査前の待機中に倒れ、空港付近の大学病院に搬送された。

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