モンテ、売上高最高24億円超へ 山形でスポンサー向けパーティー

選手監督が出席したスポンサーパーティー=山形市・パレスグランデール

 サッカーJ2・モンテディオ山形を運営する株式会社モンテディオ山形は13日、山形市のパレスグランデールでスポンサー向けのパーティーを開いた。2023年度(23年2月~24年1月)の決算で、売上高が3年連続で過去最高を更新する24億4500万円になる見込みだと報告した。

 席上、相田健太郎社長が事業報告として説明した。売上高は前年度から2億5300万円増となる。スポンサー収入は前年度比6500万円増の10億500万円、ホーム戦の平均入場者数はJ2在籍時では過去最高となる8318人で、入場料収入は同5200万円増の2億7300万円。

 選手人件費となるチーム人件費(強化費)は同4800万円増の8億3500万円となる見込み。相田社長は「J1に昇格、定着できるチーム力をつけるため年間30億円の売り上げを目指したい」と語った。

 選手31人と渡辺晋監督らが出席。チームは12日のリーグ最終節でJ1昇格プレーオフ進出を決めており、渡辺監督はあいさつで「既に次の試合に向けてスタートしている。J1昇格を皆さんに報告したい」と決意を語った。

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