BYD、新型EVバス発売 国内シェア7割、拡大図る

BYD日本法人が発売する新型のEVバス

 中国の大手EVメーカー、比亜迪(BYD)の日本法人は14日、日本市場向けの新型のEVバス「J7(ジェイセブン)」を発売すると発表した。同社は日本国内のEVバスで7割のシェアを持つといい、一層の拡大を目指す。

 予約受け付けを来年1月1日から開始し、納車は2025年秋の見込み。乗車定員は最大61人で、路線バスとしては中型のサイズになる。価格は4015万円。

 BYDによると、全国の路線バス約6万台のうち、中型が2割を占める。同社は既に大型、小型のEVバスを投入しており、中型を追加して商品力を強化する。

 BYDは15年に中国の自動車メーカーとして初めて日本にEVバスを納入した。

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