ビリー・アイリッシュ、女性に“肉体的に惹かれている”ことや“女性のように感じたことがない”と語る

ビリー・アイリッシュのセクシャリティ、自己表現、女性らしさについては、彼女が10代の頃から詳しく検証されてきた。現在21歳になった彼女は、それらのことについて話すことができるようになった。

現地時間2023年11月13日に公開された米バラエティのカバー・ストーリーで、ビリーは他の女性に惹かれることもあれば、威圧されることもあると明かした。同誌は、彼女が過去に“他の女性と一緒にいることが好き”と感じることに苦労していたと同誌は書いている。「女性にうまく共感できていると感じたことがあまりないんです」と彼女は語っている。

ビリーは「彼女たちを愛しています」と述べ、「人として彼女たちを愛しています。人として彼女たちに惹かれています。本当に心が引かれるんです……肉体的にも惹かれます。でも、彼女たちの美しさや存在に恐怖も感じます」と続けた。

彼女はこれまで男性との交際しか公にしたことがなく、最近では、ザ・ネイバーフッドのジェシー・ラザフォードと交際していたが、今年5月に破局した。2021年のエル誌とのインタビューで自身のセクシャリティは他の誰にも関係ないと語ったことで、過去にクィア・ベイティングの疑惑のターゲットにもなったことがある。

また、【グラミー賞】にノミネートされた映画『バービー』のサウンドトラックのヒット曲「What Was I Made For?」の作曲を手がけ、女性としての経験を讃えるエンパワーメントのトレンドをSNSで起こしたが、ビリーはいまだに女性としてのアイデンティティに悩んでいるという。彼女は、「正直言って、女性だと感じたことがありません」と同インタビューで明かし、「求められていると感じたことがありません。女性らしさを感じたことはありません」と説明した。

「自分が美しい女性であると納得させないといけないのです」と付け加え、「性自認は女性ですが、本当に女の子のように感じたことがありません」と続けた。

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