ヌーノ・エスピリト・サント監督を解任したサウジ・プロ・リーグのアル・イテハドだが、新監督はほぼ決まっているようだ。スペイン『アス』が伝えた。
今夏の移籍市場で、FWカリム・ベンゼマやMFファビーニョ、MFエンゴロ・カンテなど1億1939万ユーロ(約188億8000万円)を投じて大型補強したアル・イテハド。13試合を終えたサウジ・プロ・リーグでは、7勝3分け3敗で5位に位置している。
しかし、7日にヌーノ監督を解任。一部ではベンゼマとの確執があるとされているが、定かではない。
後任候補には、ローラン・ブラン氏やフレン・ロペテギ氏などの名前が浮上していた中、最も有力なのはアルゼンチン人指揮官のマルセロ・ガジャルド氏(47)とのことだ。
現役時代はリーベル・プレートやモナコ、パリ・サンジェルマン、DCユナイテッド、ナシオナルでプレー。引退後は、ナシオナルで指揮を執り、2014年6月からは古巣のリーベル・プレートを指揮。2022年12月に退任していた。
現在はフリーだが、2度のコパ・リベルタドーレスの優勝を経験するなど、その手腕は高く評価されているが、この1年は無所属状態が続いている。
ビジャレアルやセビージャ、ナポリなど監督交代に動いているチームの噂もあったが、サウジアラビア行きという結果に。まもなく新監督が発表されるとも言われているが、どうなるだろうか。