JR広島駅近くの飲食店街「エキニシ」で発生した大規模な火災から2年が経ちました。「エキニシ」では14日、飲食店の従業員も参加した消防訓練が行われました。
訓練には「エキニシ」にある飲食店の従業員25人が参加しました。2年前の早朝にエキニシで発生した火災では、飲食店や住宅27棟を焼きました。
訓練では、飲食店で火災が発生したことを想定して、消防の職員と初期消火の流れを確認したり、消火器や脱出の際に使用する「避難ロープ」の使い方を学んだりしました。
参加者
「これから寒い時期より一層注意していかなければと感じました」
広島市南消防 近重達夫 予防課長
「防火に対する思いを高めて、近所で助け合うことが1番大事」
「エキニシ」では、火災のあと、消火器がおよそ30台設置されていて、今後も定期的に訓練をしていくといことです。