「地域を興し芸者に惹かれる人が増えるように」川勝平太知事が「移動知事室」で伊豆半島南部をめぐる 下田芸者や中学生らと交流

静岡県の川勝平太知事が静岡県下田市と南伊豆町をめぐる「移動知事室」が11月14日から2日間の日程で始まり、初日は下田芸者や地元の中学生などと交流しました。

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14日午前から南伊豆町内を視察した川勝知事は、午後3時前に下田市内に入り、地元の芸者たちの踊りを楽しみました。江戸時代から続く伝統芸能を守るため、担い手の育成が課題になっているという訴えを聞きました。

<静岡県 川勝平太知事>
「みなさんもそういう芸術、芸道の道ですから。これをどういうふうにして売り出すか。地域を興していくことと(下田芸者に)惹かれる人が増えていくようにする」

川端康成の小説「伊豆の踊子」に登場する素泊まりの旅館「ゲストハウス甲州屋」も視察。大正時代の雰囲気を味わいました。

<旅館女将>
「ありがとうございました。お気をつけて。またぜひお越しください」

その後、下田中学校に移動し、生徒たちとの意見交換に臨みました。テーマは「4校統合による教育の充実」。2022年4月に4つの中学校が一緒になったことによるメリットや新設されたサーフィン部などの部活動について、生徒8人と語り合いました。

15日は、地域住民との意見交換会などが予定されています。

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