【GXビジネス】どこまでする?ビジネスマナー 電話・メール編㊤【大分県】 相手を思いやる気持ちが大事

 私は、記者になる前には、入社から営業の部署を10年近く経験した。入社した頃には、相手に失礼がないように「お願いや確認は、メールより電話、電話より直接会いに行くように」と、先輩に教わり、そうしてきた。ただ、アポイントなどで、メールや電話は頻繁に使用していた。そのためメールや電話の際には「相手が目の前にいないからこそ、いつもより丁寧に」とも教わってきた。

 おかげで私は電話やメールに関しては苦手ではなかった。特に電話には自信があり、今回は意気揚々と取材に臨んだ。

 今回は、メールと電話のビジネスマナーについて、年間約250回のマナー講座を実施し、短大や専門学校でも講師を務めるマナーハウス大分(大分市)の高清水理奈子代表に取材した。多くのマナーを熟知し、講義や講座など多くの人の前で話をする高清水さんだが「私の場合は、メールより電話の方が苦手」と率直に話してくれた。

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