富山県高岡駅前東地区の民間再開発事業で、タカラレーベン(東京)の分譲マンションを核とする19階建て複合ビル「レーベン高岡駅前 THE TOWER」(高岡市下関町)の竣工(しゅんこう)お披露目会が14日、高岡ステーションビルで開かれた。富山湾や立山連峰、新湊大橋も望める市内最高層のマンションで、関係者が高さ約60メートルを誇る駅前の新たなランドマークの完成を祝った。
高岡駅北口交流広場に面し、そばには富山銀行本店ビルがある。1階に店舗が入り、2~19階に分譲マンション88戸を整備。3LDKと4LDKがあり、8割近くが売却済みで、30日から入居が始まる。総事業費は33億6千万円。
入居者の来客が宿泊できるゲストルームを1室備えるほか、大型ランドリー1台と乾燥機4台、トレーニング機器を併設したランドリー・ジムスペースもある。各部屋の玄関ドア横に、室外からも室内からも荷物を受け取れる戸別宅配ロッカー「THROUGH TAKU(スルタク)」を初めて設置した。
お披露目会で地権者代表の金谷弘之高岡駅前東地区協議会長があいさつした。