出火から約14時間後に鎮火 住宅3棟を焼く火事 1人の遺体 火元の住宅に住む80代男性と連絡取れず 広島・呉市

14日夜、広島県呉市で住宅3棟を焼く火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。火は15日朝、出火から約14時間後に消し止められました。

警察と消防によりますと、火事があったのは、呉市蒲刈町向の住宅です。

14日午後7時20分頃、近所の人から「建物が燃えている。中に人がいるかどうかは不明」と119番通報がありました。消防車14台が出て消火に当たり、火は15日午前9時10分頃、出火からおよそ14時間後に消し止められました。

この火事で火元とみられる木造2階建ての住宅が全焼し、隣接する住宅2棟の一部が焼けました。また、全焼した住宅から1人の遺体が見つかりました。この住宅には80代の男性が住んでいたということで、警察は遺体はこの男性ではないかとみて身元の確認を急いでいます。警察と消防は、火事の詳しい原因を調べることにしています。(15日午前9時40分時点の情報です)

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