長崎・吉田時津町長 任期満了で退任 3期12年、年齢など理由に

 長崎県西彼時津町の吉田義德町長(76)が14日、任期満了で退任した。町役場であった退任式で吉田町長は「町民、職員の皆さんが支えてくれたおかげで仕事ができた」と感謝の言葉を述べた。
 1969年に同町役場に入庁。福祉部長、副町長などを歴任し、2011年の町長選で初当選した。3期12年にわたり、土地区画整理事業や高齢者の健康づくり事業などを推進。年齢などを理由に今年8月、今期限りでの退任を表明した。
 吉田町長は職員を前に「時津に住んで良かったと思われるまちづくりをしてほしい」とあいさつ。花束を受け取り、大勢の拍手に包まれながら晴れやかな表情で退庁した。

© 株式会社長崎新聞社