宿場町彩る幻想の光 26日まで「笑迎WEEK」 江迎・寿福寺をライトアップ

ライトアップされた和傘や竹灯籠=佐世保市江迎町、寿福寺

 長崎県佐世保市江迎町の寿福寺(松園光基住職)で11日、夜のライトアップイベント「チル、チル、満チル。」があり、並べた和傘や竹灯籠などが光に照らされ、来場者は幻想的な空間に浸った。
 江戸時代に宿場町として栄えた同町の魅力を観光に生かす江迎活性化協議会(木下雅博会長)が主催。本堂では和楽器などのコンサートがあり、飲食や雑貨のブースも家族連れでにぎわった。
 住民手づくりの花手水を同寺周辺に飾り、客を出迎える「笑迎(えむかえ)WEEK」(11~26日)の一環。15日からは、旧本堂で庭園のモミジなどをアクリル板に映して観賞する恒例の「逆さ紅葉」(拝観料500円)、敷地内のギャラリーで「盆栽・山野草展」を楽しめる。どちらも24日まで。

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