SL照らされ、増す存在感 山形・第二公園

ライトアップに映える蒸気機関車と紅葉=山形市・第二公園

 山形市十日町4丁目の第二公園で蒸気機関車(SL)と紅葉した木々のライトアップが行われている。華やかな電飾に照らされた車体が存在感を増し、訪れた人はスマートフォンで撮影しながら見入っている。

 日没後、5基の照明に明かりがつき、園内のイチョウやケヤキ、カシが照らし出された。SLは通称「ハチロク」と呼ばれる8620形で1923(大正12)年の製造。69(昭和44)年に、市制施行80周年記念として旧国鉄から市に無償貸与された。園内には計約2万900個の発光ダイオード(LED)も設けられ、車体は上部から多数のLEDの光を受け輝くようで、人々が魅了されていた。

 ライトアップは午後5~9時。紅葉シーズン終了まで毎日行う。

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