七五三 母も着た振り袖でパチリ 那覇の波上宮 「元気に成長してくれてうれしい」

 11月15日は子どもの健やかな成長を祈る七五三。沖縄県那覇市若狭の波上宮で七五三祭りがあり、朝から色鮮やかな晴れ着を着た子どもやその家族でにぎわった。参拝後、千歳飴を片手に両親らと記念撮影する子どもたちの姿があちらこちらで見られた。 

 琉球紅型柄の振り袖を着た具志堅一華さん(3)=那覇市=は「お着物がかわいい」と白い歯を見せてにっこり。母の祐衣さん(31)は「振り袖は私が七五三の時に着たもの。元気に成長してくれてうれしい」と話した。

 波上宮の崎山喜理権禰宜(ごんねぎ)は「コロナ禍が明け、今年は輝かしい子どもの笑顔をたくさん見ることができた。参拝は年中受け付けているので、子どもの成長のお祝いにぜひ足を運んでほしい」と呼びかけた。

七五三の参拝を終えた子ども=15日、那覇市の波上宮

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