マイナーのGグラブ賞発表 94盗塁の韋駄天スコット2世らが受賞

日本時間11月15日、マイナーリーグのゴールドグラブ賞が発表された。「MLBパイプライン」が公開しているプロスペクト・ランキングのトップ100からは、32位のジェファーソン・クエロ(ブリュワーズ)と67位のジェイス・ヤング(タイガース)が受賞。後者はレンジャーズの正三塁手として活躍するジョシュ・ヤングの弟である。昨季の受賞者9人のうち、5人が今季メジャーデビュー。今季の受賞者9人も来季さらなる活躍が期待される。

今季の受賞者9人のうち、ヤング(タイガース1巡目)、トレイ・リプスコム(ナショナルズ3巡目)、ビクター・スコット2世(カージナルス5巡目)、タイラー・クリーブランド(マリナーズ14巡目)の4人は2022年のドラフトで指名された選手である。スコット2世は今季、マイナーA+級とAA級の合計132試合で94盗塁(マイナー全体で最多タイ)と走りまくった韋駄天だ。

昨季の受賞者9人のうち、ケーシー・シュミット(ジャイアンツ)、エバン・カーター(レンジャーズ)、ピート・クロウ=アームストロング(カブス)、パトリック・ベイリー(ジャイアンツ)、リース・オルソン(タイガース)の5人が今季メジャーデビュー。なお、2年連続で受賞した選手はいなかった。

今季のマイナーリーグのゴールドグラブ賞を受賞したのは以下の9選手である(所属階級は今季の最上位のもの)。

捕手:ジェファーソン・クエロ(ブリュワーズ傘下AA級)
一塁手:T・J・ラムフィールド(ヤンキース傘下AA級)
二塁手:ジェイス・ヤング(タイガース傘下AA級)
三塁手:トレイ・リプスコム(ナショナルズ傘下AA級)
遊撃手:ノア・ミラー(ツインズ傘下A+級)
外野手:ビクター・スコット2世(カージナルス傘下AA級)
外野手:ケネディ・コロナ(アストロズ傘下AA級)
外野手:ネルソン・ラーダ(エンゼルス傘下A級)
投手:タイラー・クリーブランド(マリナーズ傘下A級)

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