ひろゆき氏、宝塚歌劇団問題に見解「男性だけかと思ったら、女性もイジメを伝統と呼ぶようで」

2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之氏)が15日、X(旧ツイッター)を更新。宝塚歌劇団の劇団員の女性が急死した問題について、同歌劇団が14日に兵庫県宝塚市内で会見を開き、遺族側が主張した「いじめやハラスメント」を否定したことなどを受け、自身の見解をつづった。

宝塚歌劇団の木場健之理事長は会見で遺族に謝罪したが、いじめやパワハラについては「故人が長時間にわたる活動の中で精神的に負荷がかかった。上級生の指導についても仕事の範囲内」と否定し、「指導内容、方法は社会通念に照らして不当とは言えない」とした。劇団の会見を受けて遺族の代理人弁護士は同日に都内で会見し、「事実認定と評価は失当」と再検証を求めている。

ひろゆき氏は、ファンの間でも知られる宝塚歌劇団内の「上下関係」が規律を重んじる「伝統」とされてきたといった土壌が今件の背景にあるという報道を引用し、「イジメやシゴキを伝統と呼んでいた高校野球。 男性だけかと思ったら、女性もイジメを伝統と呼ぶようで」と指摘した。

ひろゆき氏の投稿に対し、フォロワーからは「イジメやパワハラは無かったと会見で言った組織が簡単に変わるとは思えないです」「スポーツでもそうですが、何かに特化した人が集まって、共同生活するようになると必ず上下関係、派閥は生まれますね」「外から見ると華やかなんですが…」「闇が深いですね」といった意見が寄せられた。

(よろず~ニュース編集部)

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