維新・藤田幹事長 ひろゆき氏へのリベンジ対談申し入れ 万博問題で「ボコボコに」

日本維新の会の藤田文武幹事長(42)が15日、国会内での定例会見で、YouTubeチャンネル出演時に大阪・関西万博問題で〝激詰め〟された2ちゃんねる創設者のひろゆき氏(46)へのリベンジ対談を申し入れたことを明らかにした。

10月22日に配信されたYouTubeチャンネル「ReHacQ-リハック-」に藤田氏は出演し、ひろゆき氏と対談。万博について「間違ったことやってません?」「何を持って成功なんですか」「万博の話を幹事長が今すぐ言えないのはおかしくないですか」などとたたみかけられた。8日の会見では「ボコボコにされた」とした上で「私自身も党の幹事長として(万博の)旗振りをしないといけない中で、少し情けない部分を出してしまったというのは深く反省してます」と振り返っていた。

関係者と情報を交換し、考えをまとめ直したという藤田氏は「僕はもう1回、リベンジさせてくださいと言っている。タイミングが合えばという形だと思う」と望んだ。配信後、一度〝再戦〟のオファーがあったというが「『明日行けますか』みたいな感じだった。役職的に時間的に余裕があるほうではないので…。けれど、全然僕は拒否しない」と期した。

万博開催について厳しい意見が出ていることについて、藤田氏は「いい情報は、単純なことでも周知してわかっていただくということ。ネガティブなことについても、あまり逃げずにしっかりと真摯(しんし)に説明していく姿勢が大事。責任を持って、我々も成功に導けるように汗をかくという必要性はある」と強調した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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