「~知らない電話に出ないが一番~」 歌いながら特殊詐欺への意識を高めて! 90歳のハーモニカ奏者が作詞

歌うことで「特殊詐欺」の被害を防ごう!

名古屋市名東区で歌を歌う高齢者たち、その歌詞をよく聞いてみると…。

♪村の鍛冶屋(かじや)のメロディーで♪
「こつこつためた年金取られて生きがいなくした、おじいちゃんおばあちゃん。 (…) 知らない電話に出ないが一番」

これは名東区に住む90歳の現役ハーモニカ奏者、吉野ゑみ子さんが詐欺にあった友人の経験をもとに作詞した曲で、高齢者の集まる施設で一緒に歌って特殊詐欺の被害に対する意識を高めてもらおうと警察が企画しました。

(名東警察署 花木竜彦署長)
「『人ごとではない、だから気を付けよう』と意識を日頃から持ってもらうことが重要」

ことし愛知県では特殊詐欺の被害が約1130件発生し、被害額は約23億円と去年の同じ時期に比べて1.5倍になっています。

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