北陸地方11月16日明け方にかけて落雷や突風、ひょう、急な強い雨…新潟地方気象台が発表

 新潟地方気象台は11月15日午後4時ごろ、北陸地方では今後大気の状態が不安定になるとして気象情報を発表した。北陸は16日明け方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意するよう呼び掛けている。

 同気象台によると、低気圧が日本海を東北東に進んでいる。低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、北陸地方の上空約5500メートルに氷点下24度以下の、この時期としては強い寒気が流れ込んでいるという。このため、北陸地方では大気の状態が非常に不安定となっている。

 北陸地方では、16日明け方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意が必要。屋外活動に十分注意し、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう求めている。また、ひょうが降る恐れもあるため、農作物等の管理にも注意するよう呼び掛けている。

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