滋賀県近江八幡市は11月15日、係長級の40代女性職員にパワーハラスメントをしたとして、部長級の男性職員(57)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。
近江八幡市によると、男性職員は8月25日、女性職員に対して「責任逃れをするな」「おまえがこの仕事をやらんでええねん」などと約10~15分間、仕事への取り組みを否定するような言動を繰り返し、大声でどなった。男性職員は「カッとなった。申し訳ない」と話しているという。
女性職員はその後9月中旬まで休み、心身の不調を訴えたという。
小西理市長は「誠に遺憾で、深くおわび申し上げる。再発防止に向け、職場環境の改善に取り組み、服務規律の確保を改めて徹底する」とコメントを発表した。