西広島バイパス延伸事業 24年度の着工を斉藤国交大臣に要望 広島・松井市長ら

国道2号西広島バイパスの広島市西区観音本町から同市中区平野町の区間について、24年度中に着工するよう広島市の松井市長は斉藤国土交通大臣に要望しました。

長年、凍結されていた国道2号西広島バイパスの高架延伸事業は、2020年度に再開し、10月には、沿線住民向けの説明会を国と広島市が開催しました。

区間は広島市西区観音本町から同市中区平野町の2・3キロメートルです。広島市や周辺自治体、経済団体は、広島市都心部に向かう交通渋滞の緩和など効果は大きいとして早期完成を求めています。

松井市長らは14日、斉藤国土交通大臣に面会し、24年度に工事に取り掛かるよう要望しました。

広島市 松井一実市長
「しっかりやりましょうということを総論でいただいた」

松井市長は沿線住民への対応については、広島市がしっかり国に協力すると斉藤大臣に伝えたと強調しました。

また松井市長らは東広島・安芸バイパス、広島南道路、国道54号の整備促進も要望しました。

© 株式会社中国放送