門脇真依は存在感発揮も…ローゼンゴードはフランクフルトに敗れ黒星スタート【UWCL】

[写真:Getty Images]

日本人FW門脇真依を擁するローゼンゴードは14日、女子チャンピオンズリーグ(UWCL)グループステージグループA第1節でアイントラハト・フランクフルトとホームで対戦し、1-2で敗れた。
【動画】門脇に訪れたこの日1番の決定機

門脇は[4-2-3-1]の1トップで先発出場。67分までプレーした。

昨季のダーム・アルスヴェンスカン(スウェーデン女子1部)チャンピオンであるローゼンゴードと、昨季の女子ブンデスリーガ3位のフランクフルトの一戦は、UWCL過去4度の優勝を誇るフランクフルトが試合を通じて主導権を握った。

フランクフルトは25分に先制点を奪う。右からのクロスはエマ・ヤンソンにカットされるも、すかさずボックス内でニコール・アニョミが奪い返して丁寧に落とすと、ボックス手前右からタンジャ・パウォレックが左足でのコントロールショットを沈めた。

84分にはローゼンゴードのビルドアップを高い位置で引っ掛け、ショートカウンターからバルバラ・ダンストが追加点。ローゼンゴードも90+4分にオリヴィア・ヒョウグが1点を返したが、反撃は及ばなかった。

その中でも門脇は光るものを見せた。チームが押し込まれ続けたために、ローゼンゴードの攻撃回数自体が限定的だったが、要所で高いキープ力を披露し、単騎突破からは好位置でのFKを獲得。63分にはようやくボックス内での決定機が訪れたが、右足でのフィニッシュは僅かにクロスバーの上へ外れた。

初戦を落としたローゼンゴードは、22日の第2節でベンフィカとアウェイで、12月13日の第3節でバルセロナとホームで、それぞれ対戦する。

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