【ミャンマー】畜産業への融資返済期限、さらに1年延長[農水]

ミャンマー軍事政権当局は14日、畜産業者を対象として実施した新型コロナウイルス対策融資の返済期限を1年間延長すると通知した。新型コロナウイルス感染症の経済的影響への対策委員会が通達『2023年第2号』を15日付国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーに掲載した。

対象は、魚やエビの養殖を含む民間畜産事業者向けに実施された融資。返済期限を24年11月30日まで1年間延長する。

ただし返済期限延長の措置を受けるためには、1年目の利息を支払い済みであること、2年目の利息を遅延なく支払っていること、経営に同融資を有効利用していることなどが条件となる。

軍政は21年11月16日、新型コロナファンドを利用して畜産事業者325社に総額76億3,000万チャット(約5億5,400万円)の低利融資(金利1%)を実行。22年11月にも返済期限を1年延長していた。

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