陳茂波・財政長官は11月12日から13日に米国サンフランシスコで開催されるアジア太平洋経済協力会議（APEC）財務大臣会合および関連イベントに出席するため、11日夜に米国へ向けて出発する。１０日の政府新聞公報によると、陳長官は11月15日から17日まで開催されるAPEC首脳非公式会合および関連活動で行政長官の代理を務める予定だ。陳長官は上記の会合に出席する一方、他国・地域の当局者らと二国・地域間会合を開き、共通の関心事について意見交換するほか、企業を訪問し、地元ビジネス関係者と会談する予定だ。また特区政府商務及経済発展局の丘応樺・局長は14日から16日まで開催される閣僚会議および関連活動に出席するため14日早朝にサンフランシスコに赴く。
今年のAPECは「すべての人のための回復力と持続可能な未来の創造」をテーマとし、以下の3つの重要なポイントに焦点を当てる。（１）相互接続―広範な経済的繁栄を促進するため相互接続されたアジア太平洋地域の構築（２）イノベーション―持続可能な未来のための革新的な環境構築（３）包容―すべての人にとって公平で包括的な未来を実現する――。
陳長官は11月19日朝に香港に戻る。香港を不在にしている間は、黄偉綸・副財政長官が財政長官代行を務める。丘局長は11月18日に香港に戻る。香港を不在にしている間は、商務及経済発展局の陳百里・副局長が商務及経済発展局局長代行を務める。
