<あのころ>王貞治、現役最後の本塁打 阪神とのオープン戦

1980(昭和55)年11月16日、既に現役引退を表明していた巨人の王貞治が、熊本市の藤崎台球場で行われた阪神とのオープン戦で右翼席へ本塁打を放った。三塁側ベンチから総出で迎えた阪神の選手一人一人と握手。通算868本塁打、「世界の王」の“現役”最後の一発だった。両手を上げて大観衆の祝福にこたえた。

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