72区間で連携除雪 富山県が対策本部設置

対策本部の看板を掛ける市井部長(右)=県防災危機管理センター

 富山県は15日、県防災危機管理センターに道路除雪対策本部を設置した。今冬は市町村との「連携除雪」を前年より3区間増の72区間で実施し、路面状況を県民に把握してもらうための監視カメラの公開は7カ所増やして366カ所とする。

 今冬は県管理道路2320キロ、歩道1110.5キロの除雪に取り組む。開設式で、本部長の市井昌彦土木部長が道路課前に看板を掛け、「今冬は雪が少ない予報だが、どのような場合でも適切に対応に当たってほしい」と訓示した。

 県道路除雪功労者の知事感謝状贈呈式もあり、5人を表彰した。

 ▽県道路除雪功労者=高畑利則(野原建設)瀬戸進(古栃建設)境康好(境工業所)堀田繁二(林土木)三野勇(西川工業)

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