就任後無敗のベルギー代表指揮官、セルビアとの接戦に手応え 「どう苦しむかを知っているとクオリティに繋がる」

セルビア代表戦を勝利で終えたテデスコ監督[写真:Getty Images]

ベルギー代表監督のドメニコ・テデスコ監督が試合を振り返った。ベルギー『RTBF』が伝えた。

すでにユーロ2024の出場権を獲得している中、15日には国際親善試合のセルビア代表戦に臨んだベルギー。開始早々のMFヤニク・フェレイラ・カラスコのゴールを守りきり、1-0で勝利を収めた。

試合後、テデスコ監督はセルビア代表のパフォーマンスを称賛。だからこそ良い経験になったと収穫を語っている。

「堅実なパフォーマンスには非常に満足している。我々は選手たちを信頼できる。多くのことを学んだ」

「この試合ではいくつかの局面があった。良いプレスをかけて良いスタートを切ったが、その後は苦しむこともあった。対戦相手が誰であれ、時々は少し苦しむ必要がある。そして我々はしっかりと団結しなければならない。試合でどのように苦しむかを知っているとクオリティに繋がる。試合を支配できない時間帯もあった。良い選手が揃う強い相手だった」

「今回のパフォーマンスには満足できる。将来への糧になる。今夜はみんなで素晴らしいことができた。たとえば、プレッシングとカウンタープレスだ。若手とベテランのバランスを見極めるのはこういった類の試合では簡単ではない。何人かの選手のパフォーマンスも良かった」

テデスコ監督は19日に行われるユーロ2024予選最終節のアゼルバイジャン代表戦についてもコメント。また、大雨の影響により今回の試合が無観客だったことから、アゼルバイジャン代表戦の客入りも気にかけた。

「私が就任して以来無敗? 重要なのはポット1に入ることであり、それが目標だ。アゼルバイジャンを警戒しなければならない。彼らの指揮官は我々を苦しめるための準備の仕方を熟知している」

「日曜日にはスタジアムが満員になることを願っている。(観戦できなかった)ファンには何かしらの見返りが必要だ。火曜日には公開練習を試みたが、雨が降り始めてファンの元に行くのは難しかった。スタジアムが満員になることを願っているし、彼らが日曜日の夜を満喫できるよう努めたい」

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