初心者必見!ダイエットで筋トレをするときに一番鍛えるべき部位とは?【図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術】

上半身で最も大きく、長い筋肉を刺激する

「胃を小さくする」「たんぱく質の摂取を増やす」といった一連の内臓脂肪を落とす対策をより効果的にするため、ここでは「運動による太りにくい体づくり」のノウハウを紹介したいと思います。筋肉量を増やして基礎代謝量を上げることが、内臓脂肪の燃焼に繋がるのは今までお伝えしたとおりです。人体には大小600を超える筋肉が存在し、そのなかでも大きな筋肉を鍛えて筋量や筋力を上げたほうが消費エネルギーも大きくなるので、運動としては効率的です。

ただ、筋トレなどでよくターゲットにされるのは太もも(大腿四頭筋)やお尻(大臀筋)といった下半身の筋肉ですが、実のところ最も刺激してほしいのは、一般に背筋といわれる広背筋なのです。下半身の筋肉は日常の動作や移動で使われることが多いものの、上半身はそれに比べて動きが少なく、筋肉の細胞が活性されにくいため衰えやすいといえます。

全身をまんべんなく使う意味でも、上半身で広範囲に位置する広背筋を鍛えましょう。そこで、私がおすすめしたいのが、「土田式8の字運動」。広背筋に加え、腹斜筋という脇腹の筋肉も刺激できる優れものです。さらに、5つのエクササイズと合わせて実践すれば、代謝がよく、内臓脂肪を燃焼しやすい体に変わっていきます。

出典:『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』

【書誌情報】
『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』
著:土田 隆

「最近太ってしまった」、「色々な方法を試したけどなかなか痩せない」、「健康診断の数値も悪くなっている」……。運動不足やストレス、暴飲暴食など原因はさまざまですが、いつの間にかぽっこりおなかになってしまっていたり、病院でメタボの判定を受けてしまった、なんて方も多いのではないでしょうか。しかし痩せようと思っても思うように結果が出なかったり、ストレスから食べ過ぎてしまったり、なかなか継続するのは難しいもの。ですが、その状態を放っておくと内臓脂肪が蓄積して生活習慣病になったり、さらには重度の病へ発展することもあります。そんな悩みを持つ人に向けて、長年肥満治療を行ってきた医師が考案した、ストレス無く痩せてリバウンドもしない『内臓脂肪が落ちる最強プログム』を紹介します。そもそも今の現代人の食事量は多く、その結果として胃が大きくなってしまっていることもあるため、胃のサイズを正常化して自然と痩せていく体作ります。また、たんぱく質をしっかり取り、筋肉と代謝をアップさせて脂肪を消費するための本書オリジナル『内臓脂肪燃焼 万能ふりかけ』の作方も紹介!あらゆる食事に振りかけるだけで高たんぱく食に早変わりする魔法のようなふりかけで、みるみる体が変わります。そのほか、痩せるために必要な生活習慣や、代謝を上げるために一番鍛えるべき「広背筋」の鍛え方までしかあり解説します。誰でも簡単に痩せられて継続しやすいメソッドなので、体型が気になる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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