『大阪の生活史』の出版記念トークライブが12月5日(火)にロフトプラスワンウエストで開催! 編者の岸政彦、小説家の柴崎友香が出演

大阪のひと150人の話を聞いてまとめられたインタビュー集『大阪の生活史』が筑摩書房より刊行される。この刊行を記念して、12月5日(火)にロフトプラスワンウエストにてトークライブ『大阪の人生―「大阪の生活史」出版記念』が開催される。 東京、沖縄と続いた生活史シリーズの第3弾は、編者である岸政彦の暮らす大阪が舞台。今回、大阪生まれの小説家で、岸とは『大阪』という共著もある、小説家の柴崎友香をゲストに招く。1冊に綴じられた大阪のお話を、柴崎はどういうふうに読むのか。おふたりの大阪のお話をぞんぶんに語っていただく。

出演者プロフィール

岸政彦

1967年生まれ。社会学者・作家。京都大学大学院文学研究科教授。主な著作に『同化と他者化』、『街の人生』、『断片的なものの社会学』(紀伊國屋じんぶん大賞2016)、『質的社会調査の方法』(石岡丈昇・丸山里美と共著)、『ビニール傘』、『マンゴーと手榴弾』、『図書室』、『地元を生きる』(打越正行・上原健太郎・上間陽子と共著)、『大阪』(柴崎友香と共著)、『リリアン』(第38回織田作之助賞)、『東京の生活史』(編著、紀伊國屋じんぶん大賞2022、第76回毎日出版文化賞)、『生活史論集』、『沖縄の生活史』(石原昌家と監修)、『にがにが日記』など多数。

柴崎友香

1973年、大阪生まれ。小説家。1999年、短編「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」が 文藝別冊に掲載されデビュー。主な著作に『その街の今は』(第57回芸術選奨文部科学大臣新人賞、第23回織田作之助賞大賞、2006年度咲くやこの花賞)、『寝ても覚めても』(第32回野間文芸新人賞)、『きょうのできごと』、『春の庭』(第151回芥川賞)、『大阪建築 みる・あるく・かたる』(倉方俊輔との共著)、『パノララ』、『かわうそ堀怪談見習い』、『千の扉』、『公園へ行かないか?火曜日に』、『よう知らんけど日記』、『百年と一日』など多数。12月に約5年ぶりの長編小説『続きと始まり』を刊行。

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