ミャンマー戦で見たかった!「現Jリーグ最強」の11名

本日16日、日本代表は2026年ワールドカップ・アジア2次予選でミャンマー代表と対戦する。

日本はこの試合を大阪で戦った後、サウジアラビアに移動してのシリア戦を戦うことから、「(格下である)ミャンマー戦は国内組でも良かったのではないか?」という声がある。

実際、森保一監督もメンバー発表の会見では“国内組で戦う構想があった”ことを認めている。

そこでもし今回、国内組だけで戦うならどんなメンバーであっただろうか?現在Jリーグも佳境を迎えているため、各クラブ一人ずつという条件のもと調子のいい選手を選んでみた。

GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)

日本代表のGKは現在ポジション争いが最も熾烈かもしれない。

カタールワールドカップの守護神だった権田修一が清水のJ2降格もあり選出外に。今夏移籍を果たせず所属クラブで出番を失ったシュミット・ダニエルもフェードアウト気味だ。

大迫はそんななかで国内組から選抜され続けており、9月のドイツ戦に出場して勝利したことにより守護神争いを一歩リードしている。

対抗馬はJ1リーグの首位を快走するヴィッセル神戸の守護神・前川黛也だろう。

DF毎熊晟矢(セレッソ大阪)奈良竜樹(アビスパ福岡)古賀太陽(柏レイソル)森下龍矢(名古屋グランパス)

4枚のDFは、既に海外勢に混ざって一定の評価を得ている毎熊、森下の両サイドバックに、今シーズン躍進するアビスパ福岡の守備の要である奈良竜樹、天皇杯決勝に進んだ柏レイソルの古賀太陽を選出した。

ここで取り上げたいのは、古賀太陽だ。今シーズンの柏は大きく躓きネルシーニョ監督の解任に踏み切ったが、夏場以降はチームの立て直しに成功している。

守備の向上はその一つの要因で、25歳の古賀は冨安健洋を育てた井原正巳監督のもとキャプテンとしてチームを牽引している。

次点として、酒井宏樹、酒井高徳、初瀬亮、荒木隼人あたりだろうか。

MF渡辺皓太(横浜F・マリノス)河原創(サガン鳥栖)平河悠(町田ゼルビア)脇坂泰斗(川崎フロンターレ)

A代表の激戦区といえるMFは4枚に。

守備的MFは本来なら浦和の伊藤敦樹は外せないが、先日負傷したため選外に。そこでJ1リーグで2位の横浜F・マリノスから対人能力の高い渡辺皓太、初J1ながら今季全試合フル出場しているサガン鳥栖の“心臓”河原を選んだ。

そして攻撃的なサイドの2枚は右がワイドの平河、左がゲームメイカーの脇坂とした。

平河はJ2から唯一の選出とした。黒田剛監督のもと驚きのJ2優勝を成し遂げた町田の右サイドを担い、その高い突破力から伊東純也の後釜にも期待される選手だ。

また、昨シーズンから中村憲剛の背番号14を継いでいる脇坂は、最近になって圧巻のパフォーマンスを見せている。

FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)大迫勇也(ヴィッセル神戸)

FWの2枚は、新旧鹿島のエースストライカーを選出した。

J復帰後は苦しんだ大迫だが、J1リーグ得点ランキングを独走する22ゴール。また鈴木優磨も、13得点5アシストと素晴らしい活躍を見せている。

どちらもポストプレーが得意な万能タイプで、どんなFWと組んでも力を発揮できるところが強み。様々なバリエーションの攻撃が繰り出されるであろう。

昨年のワールドカップで落選の憂き目にあった大迫、どんなに活躍しても日本代表には呼ばれない鈴木と不遇な二人ではあるが、今こそ代表で活躍する姿を見てみたい。

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GK
大迫敬介(サンフレッチェ広島)

DF
毎熊晟矢(セレッソ大阪)
奈良竜樹(アビスパ福岡)
古賀太陽(柏レイソル)
森下龍矢(名古屋グランパス)

MF渡辺皓太(横浜F・マリノス)
河原創(サガン鳥栖)
平河悠(町田ゼルビア)
脇坂泰斗(川崎フロンターレ)

FW
鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
大迫勇也(ヴィッセル神戸)

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