「ウロコ取りには大根が使える」“レタスに爪楊枝”“頭痛に梅干し”…知って得!おばあちゃんの知恵5選

みんテレの人気企画「ラクカジ」。

今回は、日々の生活に役立つちょっとした知恵をおじいちゃん・おばあちゃんに教えてもらいましたよ。

ゴボウの皮むきは包丁を裏返す

70代の女性が教えてくれたのは、ゴボウの皮むき方法。

刃の方だと切ってしまう上、刃がこぼれてしまうので、包丁を裏返して皮をむくのが良いんだそう

「色々グッズとかあるけど、表面のドロしか落ちない感じがある。包丁でやった方があっという間」と教えてくれました。

頭が痛い時は頭に梅干しを貼る

続いての女性が教えてくれたのは、「頭が痛い時は頭に梅干しを貼る」という都市伝説ともいえる知恵袋。

長年梅干しの研究をしている、大阪川崎リハビリテーション大学の宇都宮洋才教授によると、昔から「頭が痛い時にこめかみに梅干しを貼る」という言い伝えがあるんだそう。

「実際梅の中には『ベンズアルデヒド』などの匂いの物質があって、この匂いの物質が鼻の中に入ることによって神経がリラックスする」と宇都宮教授。

「リラックスすることで痛みを忘れるということで、こめかみに梅干しを貼ると頭痛が治ると昔から言われていた」と話します。

同様の理由から、おへそに梅干しを貼ると車酔いをしないという言い伝えもあるそうですよ。

レタスの保存にはつまようじ

続いて知恵袋を教えてくれたのは、「NPOおばあちゃんの知恵袋の会」理事長の村尾宏さん。

おばあちゃんの知恵袋を後世に語り継ぐ活動をしています。

村尾さんが教えてくれたのは、レタスの保存方法。

レタスの芯につまようじを3本まっすぐに刺すと長持ちするといいます。

レタスの芯には「成長点」という部分があり、収穫後もそこから栄養が行き続けることで赤茶色に変色して傷んでしまいます。

そこでつまようじを芯に刺すことで、「成長点」を壊して長持ちさせることができるそうです。

つまようじを刺した後はつまようじの頭を切り、新聞紙に包んで野菜室で保存しましょう。

その時芯を下にして入れるのがポイントだそうです。

村尾さんによると、1ヶ月以上長持ちするそうですよ。

回りにくいカギは鉛筆で解決

続いて村尾さんが教えてくれたのは、回りにくくなったカギの対処法。

カギ穴にゴミやホコリが入ると、カギが回りにくくなってしまうんだそう。

強引に回したりすると、シリンダーが壊れたりするといいます。

そこで役立つのが鉛筆の芯

村尾さんによると、黒鉛には金属をなめらかにする効果があるそうです。

やり方は簡単!

2B以上の濃い鉛筆でカギの溝をなぞり、黒鉛をたっぷり塗りましょう。

掃除機などでカギ穴のゴミを吸ってからカギを抜き差しすれば、スムーズに回るようになるといいます。

魚のウロコ取りは野菜で簡単に

最後の知恵袋は、魚のウロコを取る方法。

包丁でウロコを取ると、ウロコが飛び散ったり、ムラができてしまいませんか?

それを解決してくれるのが、大根なんです。

使用するのは、捨てることが多いヘタの部分。

ここを斜め45度にカットしたら準備完了です。

尾の部分からウロコに逆らうように擦ると…

本当にウロコが取れました!

包丁の刃と比べて大根は弾力性があるため、硬いウロコと反発しあうことが少なく、散らすことなく落とすことができるんです。

ちなみに大根の皮には水分と酵素がたっぷり含まれているので、皮の内側でシンクを磨くと塩分・油分・タンパク質などの汚れを取ることができるそうですよ。

昔ながらのおばあちゃんの知恵袋、ぜひ参考にしてみてくださいね。

*みんテレ11月1日OAのものです

© 北海道文化放送株式会社