段ボール大手のレンゴーは16日、インドの同業ベルビン・コンテナーズ(Velvin Containers)の株式30%を取得したと発表した。出資額は非公表。出資に伴い、社名をベルビン・レンゴー・コンテナーズに変更する。
ベルビン・コンテナーズは、ベルビン・グループが今年3月、南部での事業展開のために設立した会社となる。現在、南部タミルナド州チェンナイから南西に約95キロメートル離れたシプコット工業団地で段ボール工場の建設を進めており、レンゴーは同工場に資本参加することになる。
新工場の敷地面積は約4万900平方メートルで、建屋面積は1万3,000平方メートル。今年8月に着工し、来年3月に一部操業を始める予定。
レンゴーは傘下のトライウォールがインドで10カ所(うち1カ所は建設中)に工場を持つ。レンゴーグループとしては、ベルビン・レンゴー・コンテナーズの新工場はインドで11カ所目の生産拠点となる。