高岡市高陵小2年生の約80人は16日、漫画家藤子・F・不二雄さんが幼少期を過ごした家の跡地にある「定塚ギャラリー」を訪れた。藤子Fさんの当時の暮らしを再現した部屋や写真、作品などの展示に見入り、地元出身の漫画家の功績に触れた。
藤子Fさんは、旧平米小と統合して高陵小となった旧定塚小の出身で、高陵小が児童に地域の魅力を再発見してもらおうと見学を企画した。
ギャラリーの石黒輝義館長らが児童を案内した。石黒館長は藤子Fさんの経歴などを紹介し「皆さんの先輩が世界で人気を集めるアニメを生み出したことを誇りに思ってほしい」と伝えた。
藤岡由君(7)は「ここにしかない貴重な物をたくさん見ることができて楽しかった。また来たい」と話した。