きょう17日(金)は発達する低気圧や前線の影響で、広い範囲で荒れた天気となるおそれがある。全国的に風が強く、暴風や高波に警戒が必要だ。また、前線の通過に伴って活発な雨雲がかかり、非常に激しい雨や雷雨になる所がある見込み。大雨になるおそれがあるため、土砂災害などにも注意、警戒が必要となる。
広く荒天 暴風や高波、大雨に警戒
きょうは発達する低気圧や前線の影響で、西日本から北日本にかけて広く風が強まりそうだ。あすにかけて非常に強く吹いて、海は大しけとなる所があるため、暴風や高波などに警戒が必要となる。
また、まとまった雨雲が列島を通過中で、午前5時現在、四国から東北南部にかけて広くまとまった雨雲がかかり、激しい雨になっている所がある。このあとも低気圧や前線の通過に伴って雨雲は徐々に東へ進む見通し。西日本の太平洋側では次第に天気が回復するが、東海は午前中、関東は昼前後が雨風のピークとなりそうだ。交通機関に影響がでる可能性もあるため、時間に余裕をもって出かけたい。
東日本と北日本の太平洋側では前線が抜ける夕方以降、次第に雨は止む見込みだが、今度は寒気の影響をうける見込み。日本海側ではあすにかけて雨が続き、西日本や北日本の太平洋側でも所々でにわか雨がありそうだ。
雨でも気温は高め
朝の気温は全国的にこの時季としては高めで、冷え込みは緩んでいる。日中の気温はきのうと同じくらいで、東日本や西日本の太平洋側では17℃前後まで上がる見込みだ。北日本は平年より3℃前後高い気温が予想されており、札幌でも10℃を超える見通し。
(気象予報士・多胡安那)
