シチズンマシナリー北上事業所、生産力2割増 25年稼働予定

 工作機械製造大手シチズンマシナリー(長野県御代田町、資本金26億5125万円、中島圭一社長)は、北上市流通センターの北上事業所の生産能力を2割増強する。需要拡大を見据え、新たに倉庫・事務棟を増設。空きスペースを活用して部品を加工する「CNC自動旋盤」を製造する。2025年の稼働を予定。

 同社によると、北上事業所(延べ床面積1万8519平方メートル)の敷地内に鉄骨2階建ての倉庫・事務棟(同5200平方メートル)を増設し、事業所の空きスペースを活用して製造レイアウトを効率化する。事業費は約20億円。24年4月着工、25年3月完成を見込む。

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