小学生が車いすバスケに挑戦 試合中の声援も意識【長野・佐久市】

共生社会への気づきや学びを得てもらおうと16日、佐久市の小学校で車いすバスケの体験授業が開かれました。
児童には、あえて乗り方を教えません。チャレンジする大切さを伝えるためです。
佐久城山小学校の6年生が「バスケ車」と言われる専用の車椅子に乗りました。

■「もうちょっと上手くなると、後ろでドリブルしながら、とか」

講師は、シドニーパラリンピックで日本代表のキャプテンを務めた根木慎志さん。
プレーよりも、力を入れたのは、「応援の練習」です。
試合中、大きな声で励まします。

■児童
「私もバスケとかで失敗して『うわ~』ってなったりするけど、メンバーの子が励ましてくれるから同じだなと思いました」
■根木慎志さん
「どれだけ、応援が力になるかというのを感じてもらえたので、色んなチャレンジをどんどんやってもらえたらと思っています」

この取り組みは、日本財団の関連団体が開いていて、根木さんは1年間に100校以上を訪ねているそうです。

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